地域のみぢかな診療施設
麻しんについて(2014/05/13)
春から初夏にかけて多く発生します。 一般的には子供が かかるとされる病気ですが、 免疫を持っていない大人も かかることがあり、 その場合重症化する恐れがあります。 |
感染経路
飛沫感染(ひまつかんせん)、空気感染、接触感染。(風しんと比べても感染力が非常に強い)。
症状
潜伏期間は10日〜14日。(伝染期間は発疹4日前から出現後5日後)
まず発熱や咳、鼻水、結膜炎のような症状が現れます。38〜39度の熱が2〜4日間続くと
一旦熱が下がり、口の中(頬の裏側)に白い斑点(コプリック班)が出現。
半日〜1日後に再び高熱が出て、全身に赤い発疹が出ます
大人では高熱や咳に加え、肺炎や肝機能障害を起こす場合もあり、妊娠中にかかると流産や早産を起こす可能性があります。
(風邪と勘違いして対処が遅れることや、麻しんと診断がつきにくいという問題もある)
治療
現れている症状を緩和する対処療法となります。
予防法
●予防接種をしましょう。(病院で抗体検査をすることができます)
●原因不明の発熱や発疹が出たら、すぐに病院を受診してください。
自己判断で病院に行かないままでいると治るまでに時間がかかり、症状も重くなりがちです。
●十分な睡眠と適度な運動
●栄養バランスの良い食事を摂りましょう。
クリニックうしたに 看護部